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代表的なマイクロバブルの発生方法とウルトラファインバブルの製造法

 気泡発生技術は概ね、液の流動を伴う方式と液の流動を伴わない方式の2つに分類される。その中において最もよく知られている2大方式としては旋回流方式加圧溶解方式とがあり、そのほかに微細孔式やベンチュリー方式、エジェクター方式等がある。

 上記製造法で生成されたマイクロバブルは液を白濁させる。その後、製造装置ごとに経験的ノウハウに基づきある条件下で
   マイクロバブルを収縮させ、細かくならなかったマイクロバブルは浮上分離させてウルトラファインバブルを製造する。   この時に製造された液は透明である。                                     

 弊社の二相流旋回方式とは

 二相流旋回理論



  上記概念図のように多重管構造となっており、円筒内部に液体または気体を圧入すると、その内部で旋回流が発生します。   その時旋回流の中心部に負圧部分が発生します。この負圧によって気液吸入口から目的とする気体又は液体が吸入されます。
  吸入された気体又は液体は、円筒内の軸芯付近で細い旋回気液体渦管を形成し、旋回しながら吐出口から外部に放出されます。 放出される際に、外部の静止気液体と衝突しバラケることにより「微細な気泡・霧・乳化」が発生します。       


「微細気泡の確認」
 1)、基本事項
   ① 水平上部からの観測では、水面の揺らぎや光の反射により、微細気泡の発生している状況のすべてを確認することはでき     ません。
   ② 発生状況を確認するためには環境や設備(後述)が必要です。
   ③ マイクロバブルの場合は、液が白濁することにより存在を確認することが出来ますが、ウルトラファインバブルの場合は
     直接目で見ることはできません。

 2)、発生状況の確認環境
   ① 上述のように水面上部からの観測ではなく、必ず透明な水槽を使用して下さい
   ② 観測する場合は、写真のように水槽の横から確認してください
     
          (この写真はNHKの「アインシュタインの眼」2009年5月10日放映の撮影写真です)
   ③レーザー光発信装置(レザーポインタ)を用意してください。

 3)、発生状況の観察方法

① 装置全体表示
便宜上弊社机上型で説明します 
  ② 気泡発生装置動作前の確認
レーザー照射を行い光軸上になにも
ないことを確認 
  ③ 動作開始 
       
         
 ④ 気体の吸い込み量の調整    ⑤ 数分間運転(試験体の液体量による)
    液体が白濁してきます。
   ⑥ 停止直後にレーザー光を照射
 粒状に見えるのはマイクロバブルと推測
         
         
 ⑦ ポンプ停止後10分ほど放置
    (白濁から透明に変化)
   ⑧ 白濁から透明に変化後のレーザー光線
 停止直後と異なり粒状のものがなくなる (レーザー光に映し出されたものがウルトラファインバブルと推測される)
   ⑨ レーザー光線の拡大写真
         

   

  

2007年06月13日 (株)島津製作所波多野中井 測定

 発生時の採取サンプル測定データ  
  (スタート~30秒後まで)
 
   
   
 サンプルを採取1週間経過後の測定値  
 
   
マイクロトラックベル  
 当日測定値    4日経過後の測定値
   



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